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藤田学園はパワハラに真剣に向き合え!
愛知県の代表的な私立大学の一つである、藤田医科大学(旧名藤田保健衛生大学)で、深刻なパワハラに悩むAさんの問題に取り組んでいる。

Aさんは、研究室に新しく赴任した教員から、大声で叱責され、失敗の指摘への弁明が許されず、
個人宛の封書を無断で見られる等の対応を受け続けた。その結果、Aさんは適応障害となり、現在病気療養を余儀無くされている

Aさんは当労組に加入して、自らの受けたパワハラについての調査と善後策を学園に求めてきた。
しかし学園側は組合の聞き取り要求に消極的で、対応が極めて遅い。Aさんの働く場所も未だ確保されていない。

大学の研究室における教員の権限は絶大で、研究補助員や学生との関係は一方的になりやすい。
まして一定の実績がある教員には大学側も及び腰だ。今回の事案は特殊な事案ではなく、それだけに大学当局の体質が問われている。

そして労働時間管理にも教員の姿勢によって、サービス残業が強いられる余地がある。
今回のケースは教官より「残業しても残業手当は支払わない」と言われたので、残業を申告していなかった。

藤田学園の労務担当者は、これまでにこうした問題が起きたことはなかった、と述べていたが、本当にそうだろうか。弱い者が泣き寝入りしているのではないか。
私達は藤田学園が、研究機関内のパワハラ、いわゆるアカデミックハラスメントに対し真剣に取り組むことで、今回の問題の解決を図るよう、今後も申し入れ・交渉を行っていく。ご支援、よろしくお願いします。

※この件で情報をお持ちの方は是非ご連絡ください