国立筑波大学付属駒場高校(栄光ゼミナール偏差値Sクラス)⇒慶應義塾大学理工学部卒→日本の看護師
→米国看護師試験合格(NCLEX)→アメリカの看護師の看護攻略様の教え

106回看護師国家試験-新卒合格率94%
2017-03-28 12:13:31
テーマ:【首都圏】看護学校の入試結果と裏情報
看護攻略です。

106回の看護師国家試験ですが、新卒合格率が94%と異常に高い合格率でした。
※新卒受験生とは現役の看護学生であり、受験生のことを指します。
問題の傾向がやや変わったとしても、高い合格率の傾向は今後も続くでしょう。

なお、厚労省から正当も発表されましたが、注意点を。
現役の看護学生の場合、「厚労省の回答が全て正しいものだ」と思ってしまう方々が多いことでしょう。

残念ですが、間違いです。
厚労省発表の正答が全て正しいことはありえません。
それは過去15年分くらいの過去の問題を見てもわかります。

医学書院の過去問解説にも「厚労省発表では△だが、正しくは□だろう」などという記述が散見されます。
もちろん、解説者の中には明らかに「それは違う」と思う解説もあります。しかし、医学書院の解説員の方の解答が正しい、と思ってしまう問題もあります。
現役の看護学生の場合、現場での臨床経験もないですし、はっきり言って申し訳ないですが、早稲田クラスの国語読解に対処できるほどの論理的思考力なんて到底ありません。
それどころか、マーチクラスでもよいです。マーチクラスの英文読解で満点得点できるほどの読解力もありません。
中学、高校入試と難関校受験経験者もほとんどおられないでしょう。
考える力、入試問題を解く力、というのが総合的にみれば、決して優位にあるとはいえません。
そのような方々ですから、当然、「厚労省発表の正解が全て正しい」と思ってしまうことでしょう。また、看護系出版社の中の方も、その解答に応じた解説をしています。中には無理やりすぎるものもあります。
看護roo!の過去の解説を見ても、明らかに間違ったものも多数あります。

要は「厚労省発表の解答を全て正しい」と思ってしまうのではなく、自分の頭で考え判断できることが大事です。
現場でもそれが求められます。