大学卒業生と専門卒業の教養差を生み出す根本要因は家庭の経済レベルと文化レベル、そしてこれらが生み出す教育レベルの差異です。
大学は専門学校よりも経済力の高い裕福な家庭の子供が多く親の学歴や収入、社会的地位も専門卒業生の親よりも高いです。
親の社会階層の違いが大卒看護師と専門卒看護師の教養や学力の差になって表れるので一般的に大卒看護師の方が学力が高く教養が優れています。
これは大学の方が専門よりも入学難度が高いと言う事実にも表れていますね。

『【理由3】高学歴看護師が増えると患者の死亡率が下がる!
「ヨーロッパ9カ国の300病院の調査によると、大卒以上の高学歴看護師の割合が高いほど、
外科病棟や救急病棟に入院した患者の入院後30日以内の死亡率が低いというデータがあります。アメリカでも同様の研究結果が出ています」』
⇒これも正しい指摘です。<欧米諸国の国々を重点的に捉えていること>が
です。

医療制度の違いや教育制度の違いはあれど、日本と同じ高齢化に直面した医療先進国が、日々高度化する医療に対応するために医療職の高学歴化を行い、患者死亡率が低下したのですからこの事実は重要です。
我が国でも三年制の看護短大、看護専門では社会階層の低い家庭で育った読書習慣すらない生徒が過密なカリキュラムで消化不良を起こし、歪な人格の教養やゆとりが欠落した詰めこみワンパターンな思考、対応しかできない質の悪い看護師を粗製濫造しています。
今後は看護師の基礎教育期間の4年必須化、臨床研修の必須化、看護短大・看護専門の全廃、レベルの低い看護大学の認可取り消しが不可欠でしょう。