>>190
日本とアメリカでは環境が大きく違います。
薬剤師およびテクニシャンは血を見たり、患者の死に立ち会いたくないという人が多いです。
患者のケアに直接関わりたくても医学部になんらかの理由でいけない場合、ナースになると思います。
ナースの中には診断や処方をしたいという人もいるので、そういう人はナースプラクティショナーコースに行きます。
ナースプラクティショナーは看護修士みたいな感じですが、できる範囲がかなり広いです。
内科医とナースプラクティショナーの違いは、内視鏡検査、胸腔穿刺などのことができないだけです。
給与も薬剤師より高く、年間14万ドル程度あるはずです。
他にも麻酔看護師という職業もありこちらは日本での麻酔科医と同じことをします。
給与は20万ドル近くあり、内科医よりもかなり多いです。
私の経験から言わせて貰いますと、日本のように年収1000万円とか2000万円とかで勝ち組負け組みとか言っているのはむなしいです。
なぜなら、こちらでは年収100万ドル以上の人はごろごろいますし(リテールのエリアマネジャークラス)、上を見ればきりがないからです。
テクニシャンのように年収3万ドル未満の人が年収10万ドル以上になるのは十分人生の逆転だと思います。