京都市建築審査 会  平 成 2 9 年 度 臨時会 会 議 議 事 録

[イ 瓜生山学園 京都造形芸術大学 望天館建替計画に係る京都市斜面地等における建築物等
の制限に関する条例に基づく許可]
ア 議案の概要
瓜生山学園 京都造形芸術大学 望天館建替計画に係る京都市斜面地等における建築物等の制限に関する条例に基づく許可について,処分庁から資料の提示及び説明を受け,質疑を行った。
議 案 番 号 8
申請場所 申請者 用 途
左京区北白川瓜生山町2−116 他32筆 学校法人 瓜生山学園
理事長 徳山 豊 大 学
イ 審議の結果:同意
ウ 質疑等

委員:1ページ目のキャンパス概要に「地域づくり,まちづくりにおいても公的な存在であると考えています」とあるが,当キャンパスは,どのように地域づくり,
まちづくりに貢献しているのか。先程,イベントをされていると説明を受けたがそれ以外は。

処分庁:基本的には,地域に開かれたイベントを開催するということで,地域に貢献している。この学校の卒業制作については,一般の方も入場可能な展示会をしており,また地域のイベントも開催されている。社会人のための講座を開講したり,
「子ども芸術大学」という子供を集めたイベントを実施したりしている。直近の例でいうと,南座が工事中ということで,学校で「都をどり」を運営しているこ
とが挙げられる。これらのことから,地域のイベントを積極的に実施していることから,まちづくりにおいても「公的な存在」と表現している。

委員:キャンパス概要に「東山の優れた景観形成に寄与する」とあるが,この大学ができる前の方が,景観形成は良かった気がするが。

処分庁:大学がある前提で表現している。大学がある現状を踏まえて,敷地内に赤松等を植樹していることで,極力,東山の昔からある景観を守る取組をされていることは確認している。

委員:本計画自体は,問題はないと思う。

https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000085/85995/29-rinji.pdf