真実4
美大生の問題
美術史の知識、美術作品の見方は、ほとんどインプットされていない。

予備校における受験への技術論的な対応の仕方で固まっていて、
志望した学科の「美術作品制作に自分の必然的な進路」を見いだしていない学生も多い。
つまり、入学して何をしたいのか、自分でもわからない。

新入生以外の学生でも、収入の安定と制作時間の確保の両立など社会に出てからの自立の仕方や、
アーティストとしての自己確立の方法についての意識は低い。
アーティストを志す動機に乏しく、アーティストになろうとする学生が意外に少ない。

要するに、「美術デザインの事や、一般的な事もなんにも知らない、絵のうまいだけの子供」であり
「自分で目標設定も達成も出来ない無能力者」ばかりで、
「学校側も他の良い大学勉強しろ」「社会性や人間性を勉強しろ」と・・・