>>41
スレッドの流れなどは全く考慮に入れてなかったので少し過激な発言をしすぎた部分もあるかもしれない。
話を聞く限り、あなたはアートという<行為>自体に積極的に意味を見出だしているように感じる。 
こどもからおとなまでアートをする事で救われる何かはあると思うし、原始的で重要なアートの側面だとは思う。  
ただ、自分は実際に制作に携わっている立場上<行為>より<結果>としてのアートに比重を置いている。 
自分がいくら楽しんでようが、<結果>として良いモノができなきゃ作家として存在している価値はない。
そして、良質の思想や最先端のアートによってしか癒されない人々も少なからずいる。 
例えば、村上隆は工房を経営して自ら直接の作品制作は行わず極めて合理的に良質の<商品>を増産したが、彼は美術界に大きな爪痕を残し、思想や作品は良質の知的刺激やセンセーションを与えただろう。 

必ずしも<結果>としてのアートと<行為>としてのアートは一致しないから、そもそも話しているバックグラウンドが違ったのかもしれない。