ヨーロッパに限らず、日本にだって歴史的にパトロンの存在はある。
それは封建制度があればこそで、平等主義的な価値観の下では芸術家は育たない。
ただ、最近は世界的に美術の市場開放が進んでいて資金が流動的になってるし、
美術市場とは無関係なビジネス分野でもアートスクール出身者が重宝されはじめている。
アメリカでは人気アートスクールの出願倍率が100倍に達していて、
21世紀はMBA(経済学修士号)よりも芸術学修士号の時代だと言われ初めている。
意外と未来は明るい。