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えーと、前置きとしてgraffは許可されていない場所に描く以上は落書きであり、全員が違法を承知で行ってるっつー事。所詮はヴァンダル。社会悪。

でも時代と共に受け継がれてきた文化であるという現実。 最初はマフィアの縄張りだったけど、今は独り歩きして個人の主張になっていて。
落書きは古代から続けられている最も古い文化のひとつ。 表向きには違法でも、事実ドラッグが蔓延しているように世の中から無くなるものではないです。

なんで続けるのか。
個人の価値観の問題だから理解しろとは言わないけど、例えばの話。
野球に心底熱中してる人に質問します。
球を投げる事が違法だとします。それでも野球を続けてると思いますか？ ゲーム性や追求性に惚れ込んじゃったら、隠れて夜中にでもひっそりと球、投げるでしょ。
変化球なんか覚えちゃったら、もっと速い球が投げれるようになったら、 ますます熱中しちゃうでしょ。
夜な夜な練習してる友達と、チーム組んじゃったりして。 深夜に広場に忍び込んで１回の表裏やって、１週間後には２回の表裏を別の広場で。
口コミで広がって、表向きには誰も話さないけど実はやってる奴はやってる、みたいな。 違法だとしても皆やっちゃうんだ。 その気持ち、魅力のシステムは解るでしょ。

かといって正当化しようとも思わない。俺は上記で述べてるのは心理的な話。 事実違法なわけだし、ライターの事は非難してくれて構わない。多分みんな覚悟もしてる。
だから正当性を自分なりに持つ為にもライターなりのモラルを守ってる奴も多い。

あと何年も何年も、捕まりながら隠れながら描きながら作ってきたライターのスタイル。よく真似して吸収して商売にしようとしてる小器用な奴ら。 素人はだませるけど、やっぱ過程が無いそれは本物じゃない。よく考えなよ。

長文失礼