世界は死で溢れてる、今日この瞬間にも、世界では餓死するガキも居れば、天寿をまっとうして
幸せのうちに死ぬ老人もいる、重い病気で苦しみながらやっと死ねると思って死ぬ奴もいれば
生きたいと思いながら死ぬ奴もいる。戦争で殺される奴も居れば、殺す奴もいる。
人間に潰されて即死する虫、捕食されて死ぬ草食動物、意味も無く殺されて死ぬ奴。
自分と同じ種族の肉骨粉を食わされ何も解らないまま頭にドリルを打ち込まれて食卓に上る牛。
アリだろうが人間だろうが命の重さは変わらない、そんな命が毎日何万と死ぬ。
そいつらが死んでも世界に殆ど影響を与えることは無い。だから誰が
自殺しようが、がむしゃらに長生きしようが、何も変わらない。
死んだらどんな者も死体になるだけ、その死体を食べる奴や分解するものによって
消化されたり腐ったりして自然に返るだけ。死に方なぞ関係なく、それは平等に訪れる。
逃げて死のうが、頑張って生きて死のうが、最後は無になる。これは誰しも同じ。
唯一、違うのは死ぬ瞬間に幸福な気持ちのまま意識が消えるか、苦しんで意識が消えるかだけ。
自分の人生だ、自分で決めたとおりに思ったとおりに生きたり死んだりすれば良い。