>>101,102
うざいけれども、オンエアバトル厨の言いたいことは良くわかる。
メディアアートで、ビジネスが出来るアーティストが何人いるだろう。ライブ(個展)開いて、
チケットの売り上げだけで、黒字に持っていける人間が何人いるだろう。
八谷さんは、売れる物が作れているけど。
メディアアートは、何となく未来っぽいイメージを演出できるので、行政や企業から援助が出ることが多い。
それは、何となく80年代の現代美術を覆ったメセナ(企業による文化支援)と、状況が似ている。
バブルがはじけて、現代美術家は支援が受けられなくなり、冬の時代を過ごした
。村上が、現代美術の市場を躍起になっているのは、そのようなトラウマがあるからでは無いだろうか?
今は、メディアアートはそれなりに援助を受けられる分野だ。
10年が過ぎて、行政や企業が援助をしなくなったとき、何人のメディアアーティストが、生き残っていけるのか?とても疑問に思う。

メディアアートは、立ち位置が微妙で、ゲーム業界ほどエンターテイメントに軸があるわけでも、
現代美術ほど、社会的メッセージを発するわけでもない。
吉本の様にお笑い市場を作るわけでも、現代美術のように、社会的な成功には背を向け、
カラオケ屋でバイトしながらしこしこ彫刻作るみたいな仙人になるわけでもない。
今は、メディアアートにとってはバブルなのではないかと、思ってしまう。それがはじけてからが、
見物だし、勝負のしどころだとは思っている。