俺のかつての上司だが、俺が先物で一喜一憂してる姿を見て、こう言った。
「秋葉、なんでそんな人生損するようなことに夢中になってんだ?若いんだからもっと別のことやればいいのに」
俺は、答えた。
「いや、損するリスクと隣り合わせで得る利益は嬉しいですし、お金の入る選択肢が増えるのは良いことではないですか」

これに対して、元上司は答えた。
「損するリスクをわざわざ選び取る必要はない。必ず儲かる方法が一つだけある。それは働くことだ」

俺は、愛想笑いした。
返す言葉がなかったことは言うまでもない。