不動産の人事の法則(先物もたぶんそうだと思う)

いよいよ人事異動の季節・・というか「4月1日」がやってきますね。
内示は1日か2日前の会社が多いと思います。営業マンの扱いは、そんなものです。
1週間も前には、教えてくれない(だいたい決まってない)ですからね。

他の業種は知りませんが、大手系不動産仲介会社は、営業職の移動=成績向上が目的です。
したがって「成績の良い者」は昇進以外の理由では動きません。
しかし「成績不振者」は、転勤させれば成績が良くなる可能性があると判断するのです。
「どうせ現状が悪いのだから、動かして良くなればラッキー、ダメでも現状と変らず。辞められてもOK」という事です。

A地域の営業マンG君と、B地域の営業H君は、両方とも成績不振者です。
二人を交換したら、2人とも売り上げが伸びました。・・これが最高のパターン。

A地域の営業マンG君と、B地域の営業H君は、両方とも成績不振者です。
二人を交換したら、1人だけ売り上げが伸びました。・・これも人事としては良いパターン。

A地域の営業マンG君と、B地域の営業H君は、両方とも成績不振者です。
二人を交換したら、2人とも成績不振は変らずでした。・・2人とも退職しました。これも人事としては良いパターン。

・・・いずれにしても本人の希望は関係ありません。将棋の駒ですから。しかも「歩」。

「もっと一生懸命に仕事して売り上げを上げていれば良かった・・」と後悔するのが3月末です。
そうゆう人は、判決を待つような気持ちでしょう。こんな事書いてて、私が移動になったりして・・。


ttp://nkgw.blog45.fc2.com/blog-entry-116.htmlより抜粋