商品取引業界 健全化への流れ
1.組織営業の全盛 ネット取引は全体収益から見ればゴミみたいなもん
2.せいぜい看板代わりにしか思ってなかったネット取引からの
 収入がいつのまにか意外と馬鹿にならない規模になってた。
3.そんじゃあ少しネット取引部門にも予算をふってみるか?
 ってときにはすでにとき遅し
4.害務員の存在を否定することでしか自分たちを売り込む術を知らない
 楽天みたいな超メジャーどころのネット証券が登場
5.自分の無知と無責任を棚に上げて、商品取引で大損するのは害務員のせいと
 決め込んでた馬鹿な投資家どもがいっせいにネット証券になだれ込む
6.まあ、ここで7割の商品会社は死ぬわな
7.セミナーはばんばんやって偉い先生の話は聞かせてくれるわ、
 手数料はがんがん安くしてくれるわ、
 システムの性能はいいわで注文はさくさく通るわ。
8.おかげで取引量はこれまでの10倍
 でも戦果は害務員を怨んでた頃より更に悪化してたりして
9.インターネット使っても、偉い先生の話を聞いても
 けっきょくは儲からねえじゃねえか!って気づいたころ
10.悪の権化かと思ってた害務員が懐かしくて愛しくて相談したくて
11.けっきょく投資家は害務員のところに帰ってくるわけよ
12.しかしすっかり業界整備がされた後なもんで、
 害務員も昔よろしくの好き放題はできなくて
13.しゃーないけど、相場オタクのゴミ投資家相手にまともな相場談義なんてしちゃって
ってな流れで、経済界の片隅でちまちま堅実にしかやれない
商品取引業界 健全化

おしまい