商品取引員にとって一番の収入源は当然手数料です。また同じくらい大切なのが、
預かり(お客様からいくら預かれるか)です。毎月、預かり、手数料に対してのノルマがあり、
そのノルマを達成させる事が、会社の存続と営業マンの出世や将来に必要不可欠なのです。
つまり、商品取引員(営業マン)にとっては、顧客の利益よりも、
顧客から出来るだけ多くの資金を集め、建玉に変え、出来るだけ多くの手数料を稼ぎ、
そして最後は一円でも少ない金額を顧客に返還して終わらせる事が理想なのです(
もっと理想をいえば、顧客が最後にお金を支払って取引を終了させる事がベストなのです)。
そうとは知らない多くの顧客は、商品取引員の手口に乗ってしまい、知らぬ間に資金を引き出させられ、
多くの被害をこうむってしまうようです。