>>970
いつものように私の妄想解釈なので、
ピリアさんもこれをお読みの皆様も鵜呑みにせず軽〜く読んでください。

昼間は目に明らかな見える世界。
つまりこれまで過ごしてきた時間。
夕方になり夜になれば目に見えない、今までの知覚では明らかではない世界。
これから踏み込んでいく時間。

まず最初は郊外型ショッピングモールを目的地としています。
たくさんの「既製品を売っている」ところですね。
そしてそこに向かう手段は車。
目的地に向かって早く楽に移動できます。
ルートを選び、ハンドルを握ってアクセル踏んで、自分で動かしていますが、
車は決まった場所しか走れません。
そして迷子になってしまいました。

目的地も、そこにたどり着く手段も、たどり着くまでの道のりも
全てあらかじめ用意されていたものです。
その中から選んで進んだら迷子になってしまいました。

そこで仕切り直しをしようと家に帰る決断。
車を降り、高架の道路から降り、自分の足で歩き始めました。
他にもいた歩く人達は
同じような時期に同じように決断して自分の足で歩き始めた人なんでしょうね。

歩き始めた道がだんだんひどくなっていったのは
既成の道ではなくなってきたから。
少々不安になったところで地理を説明してくれる誰かが登場。
たぶんこの方は純粋にピリアさんを心配して
多少遠回りでもなるべく安全を優先して考えたアドバイスをしてくれたんでしょう。
アドバイスに従い住宅街の道路(整備された道)を歩きます。

日が暮れ始め、だんだん今に近い時間になってきました。
ここでやっと、他人に影響されずに選んだ道を進み始めます。
自分の原点である家に向かって、自分の足で、自分で模索した進路で。
余計なものを持たず関わらず、自分の体一つなので軽やかに進めます。

そこでつい調子に乗って嵌ってしまった罠。

自販機が集まった小屋のようなもの。
自販機がいくつもあるということは、
それを必要とする人が大勢いるということ。
自分にはもう必要のないものだからと素通りすれば良いものを、
わざわざ気に障ると踏み付けにした。
気に障るということは、まだ心の中にそれに対してのこだわりがあるということ。
人工物、人工物の光、置いてきたはずの過去。

それをおじさんに見つかる。
怪談ネタ、霊感持ちということで、目に見えない世界に通じる人。
この夢の解釈で言えば、これから先の時間。

バレないようにと考えるのは、自分にとって不都合な事実を隠したいと思うからでしょう。
しかしおじさんは自分の家までやって来る。
バレてるのが分かると誤魔化すことを考える。

ここで夢が終わるわけですが、
たぶんこれが今現在の状態。
何か自分の中で誤魔化そうとしていることはないでしょうか。
おじさんが家までやってきたことから、
今がそこに向き合うタイミングなのではないかと思いました。