0966ピリア
2020/09/09(水) 18:39:35.42ID:cKW2QfVy郊外型ショッピングモールに買い物に行こうと思って、
愛車で都市高速のような巨大で複雑な高架の道路に入る。
が、行けども行けども目的地に着かない。
これは今日はダメだ、帰ろうと思って、
途中の薄暗い施設内の駐車場で車を止めて降りる。
夢らしい、バカげた巨大建築なのでそういう場所もあるのだ。
今度は高架の下の道路を歩き始める。
何人かそういう風に歩く人もいた。
しかし、高架下の道は舗装もなくなりだんだん雑草がひどくなって、
マダニとかいたらやだな・・・、と思ったところで、
誰かが地理を説明してくれる。
高架を挟んで、南は宅地で道路がある。北は山と農地で道がない。
家は北にあるんだけど、途中までは宅地の道路を行くといい、と。
で、宅地の道路を歩くけど、だんだん日が暮れてくる。
これはもう強引に農道や私道を突っ切ってでも早く帰ろうと、
高架を潜って、農地へ出る。
ここから実に爽快だった。
はじめはまだ青い稲のなかをもぞもぞ進むんだけど
途中からネコバスのように、稲の上や、田と田の間の細い畔を飛ぶように走れるのだ。
細い畔や、石垣の上をびゅんびゅん走って家に向かう。
っていう。
ただ多分、人外の歓びに酔ってたから、
途中にあった自販機の集まった小屋みたいなものを派手に踏みつけにする。
夕暮れに、人工物の光があるのが妙に気に障ったというか。
で、それを知り合いのおじさんに不審に思われるんだな。
怪談の持ちネタのあるおじさんで、霊感ある人認定の人だ。
そこからおじさんにバレないように気をつけて家に帰るけど、
おじさん家まで訪ねてきちゃって、
うわー、どう誤魔化そうってところで、夢から覚めた。
っていう、それだけの話w