野球の早慶戦の時は、応援部員は金曜日から神宮球場で泊まりこみをする訳だが、
その間は、球場の外側の固いコンクリートが土台になっている地面にゴザをひいて
2〜3日寝ることを強制される。球場なので、夜間でも独特のライトアップが
あって相当明るい環境だったはずだ。

体が丈夫な奴や、体が鈍感な奴だったら、まあ寝れるかもしれないが、
体が敏感な奴は、こんな環境で寝れるはずがない。結局寝れてない応援部員が続出
する。

前日寝れてないので、次の日の動き・パフォーマンスが悪くなる奴も続出する。
(これが応援部員にとって、晴れの舞台とされている野球の華の早慶戦の残酷
な現実であった。今思えば、実にブラックな環境であった。)