警視庁富坂警察署は、9月1日(土)福岡県久留米市、無職、小崎伸一郎容疑者(42)
を、東京都迷惑防止条例(盗撮)違反及び、凖強制猥褻未遂容疑等で現行犯逮捕した。
調べによると小崎容疑者は、東京ドームで開催されていた第78回都市対抗野球大会の第
2試合中3塁側スタンド三菱重工長崎応援団ブース(社内関係者応援席)ステージ前で、
依頼応援パフォーマンスをしていた法政大学応援団チアリーダー(19)に、ユニフォー
ムの真下からビデオカメラで撮影していたところを警備員に取り押えられ、東京都迷惑防
止条例(盗撮)違反及び、凖強制猥褻未遂容疑等で現行犯逮捕された。

小崎容疑者は、身長155cm やや痩せ型で日焼けしたサル似顔。
当日も前日迄と同様、カメラマンベストに真新しいジーンズ、キャップを被らずヘッドホ
ン付インカムマイク、自ら作成した民放某テレビ局のニセ腕章を着用して報道関係者を装
い、露骨に嫌がるチアリーダーに「局の者ですから、ご安心を。」「ニューススポットで
優先的に放映しますのでご協力を。」などと大声で口走りながら、カメラレンズがユニフ
ォームに触れてしまうような至近距離からほとんど真下からのローアングルで、民生のデ
ジタルビデオカメラを使用し撮影していた。
4回裏に3塁側応援団ブースステージ前で、警備員、東京ドーム職員、財団法人日本野球
連盟関係者らが一斉に取り押え、その場で撮影済映像の内容確認をした後、110番通報
を受けて駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。
その後一旦東京ドーム内中央警備室に連行された小崎容疑者は、気落ちし歩行できない状
態になったため、警察官に両腕を抱え上げられながらパトカーに乗車させられ警視庁富坂
警察署へ連行された。

小崎容疑者は、第78回都市対抗野球大会の開催初日第1試合から1・3塁側問わず毎試
合当日入場券を購入し来場、応援団ブース席のステージ前に行き、至近距離からチアリー
ダーに、へばり付くような不自然な体勢で撮影していたので、初日第2試合目途中頃から
警備担当者らからマークされていた。

産経新聞 (9/2 朝刊) より


東京地検は、東京都迷惑防止条例違反及び凖強制猥褻未遂容疑等で現行犯逮捕された、小
崎伸一郎容疑者(42)を9月3日(月)付で起訴。
過去も含め余罪を厳しく追求する模様。

夕刊フジ (9/3) より抜粋