【名医が教える】太っていない人が、見た目を気にしてダイエットすることの致命的な弊害とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f9f016930da048749f89d2d7697eee6b857f19
● ケトン体が出やすい体になっていることが、 がんのリスクとも関係している
ケトン食の研究が進んでいろいろとわかってきたことがあります。
それは、ケトン体が抗炎症効果を示したり、サーカディアンリズム(概日リズム)を整えたりと、健康に必要なものだということです。
つまり、ケトン体が出やすい体の状態になっていることが、がんのリスクとも関係しているのではないか、ということです。

萩原圭祐(はぎはら・けいすけ)
2013年より日本の基幹病院で初となる「がんケトン食療法」の臨床研究を進め、その成果を2020年に報告し国内外で反響。



【まだ&もう糖尿病じゃない】血糖値スパイク・食後高血糖スレ★33
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/body/1656226072/800
800 名前:病弱名無しさん[] 投稿日:2022/08/10(水) 01:15:23.40 ID:m7EhdFfJ0

(一部省略)

https://eiyonews.com/nutrients/ganketonshoku/
癌ケトン食療法導入3か月後における血清アルブミン値、血糖値、CRP値による評点(ABCスコア)を用いて対象を層別化したところ、生存率が有意に異なることが分かりました。
ABCスコアのうち、血清アルブミン値とCRPが癌の予後に関連することは既に知られていましたが、血糖値が、進行癌の患者さんの生命予後と関連することについては、本検討における新たな発見の一つでした。

ケトン食は糖質が極端に制限されているため、当初は、低血糖が心配でした。
確かに、導入当初は基本的に血糖値は低下していきましたが、1週間ほど経過すると、血中総ケトン体が4000~5000μmol/Lにまで上昇するのに対し、血糖値は60~100mg/dLで維持されました。
これは、食事由来の糖質の枯渇を補うべく、体内の糖新生によってアミノ酸から内因性の糖が作られるためで、血糖値は正常化・一定化するだけで、極端な低血糖を示すことはありませんでした。
腫瘍の細胞株を、ウシ胎児血清と糖質フリーの培養液で培養すると確かに増殖能が低下し、糖質を増やすと再び細胞の増殖を認めます。
これが、よくいわれる癌の兵糧攻めの根拠ですが、このウシ胎児血清と糖質フリーの培養液の状態は血糖値10~20mg/dLに相当します。
従って、癌細胞を兵糧攻めにするには、血糖値を10~20mg/dLにする必要があるということです。
しかし、癌ケトン食療法を行っても血糖値は60~100mg/dLで維持されますから、癌細胞を兵糧攻めにするのは難しいということになります。

前述の通り、ケトン食導入当初は血糖値の低下を認めますが、その低下のレベルには個人差があります。
3か月後の血糖値の低下が不十分な人は、予後が不良な結果となっています。糖質の摂取を可能な限り減らしているにもかかわらず、その反応性に個人差があります。