アミグダリンは一度に大量に接種することで急性の青酸中毒症状を引き起こすが、多くの場合、表面的な症状は直ぐに現れない。
> 摂取し続けることで、シアン化化合物が体内で青酸となって毒素が体内に蓄積し、体の毒素分解能力が許容範囲を超えることでアシドーシスを引き起こし、中毒症状が表面化する。そうなった時には肝臓や腎臓は青酸毒でボロボロだ。
> つまり、アミグダリンは摂取して直ぐには中毒症状は出ない。だから飲み続けてしまい、気付いた時には体中に青酸毒が回って、
> 数ヶ月後に中毒症状を引き起こし、或いは死に至るという怖ろしい毒物で、
> この点は、かつて保険金詐欺事件などで犯罪目的に使われることの多かった「ヒ素」に似ている。