ただまあ、再発を見つけたときに前のCTを見直したら(こういうのを「レトロに見たら」と言う)実はあったということは時々ある。
ミスであることもある(普通そんなトコに転移せんやろ、ってのも含めて)し、あとから見たらわかるけどその画像だけ見てもわからない(一々疑ってたらフツーの人も巻き込んで医療費がとんでもないことになる)ってのもあって、そういうのは勉強会のネタになる。
えぇ!?こんなのわかるかよ!でもこういうこともあるんだな、ってのは関係する医者にとっては貴重な体験の共有(見たことない病気は知ってても判断できない;百聞は一見にしかず)になる。こうやって(不真面目でない)医者の切磋琢磨の機会になる。
個別の症例が見落としのミスかどうかはわからんが、見落としが全例悪徳医師が鼻クソホジりながら不真面目に見落としたものではないとはわかってほしいな。