自分の非を認めるという行為は自分の否定に直結するので、夜も眠れなくなるほどの屈辱を感じる行為です。
謝罪は相手に対して迷惑かけてすまなかったではなく自分の地位が落ちてしまうと考えます。
自己愛性人格障害の人が謝る事が出来る場合が1つだけあります。
それは誰が見ても相手に非があると分かっている状況です。
その状況で謝れば周囲から「優しいな、殊勝だな」と褒められるからです。
明らかに自分が悪いのに非を認めない場合は、カウンセリングを受けて対応をするしかありません。
周囲の人達が問い詰めて無理矢理認めさせたとしても、「自分は何も悪くないのにふざけんな」等としか思えないからです。
カウンセリングを受けて非を認めるという行為が自分の地位が落ちるのではないという事と
自分がミスを犯した場合にどうすべきかを教える必要があります。