私の父はフェンベン服用約1年。
非小細胞肺がんです。通常の抗がん剤があまり奏功せず、免疫チェック阻害薬を試したら凄まじいアレルギーが発症。
AST403(正常値は13)、ALT509(正常値6)という検査数値が出たので一回の投与で断念。
標準治療がまったくできない状態で頼みの綱はフェンベンのみでした。

その後胸膜に転移。フェンベンの効果もあまり感じられないまま、頭を抱えておりました。
私は父にフェンベンを試してることを大学病院で公言していたのですが、ある日主治医が学会かどこかで「イトラコナゾール」の話を耳にしたらしく「イトラコナゾールという疥癬の薬が抗がん剤としておりてくるかもしれないらしい。あながち○○さんが試してる虫下しも的外れじゃないかもしれないよ」と聞かされました。

さっそくフェンベンから乗り換えてみたのですが、2ヶ月程服用した後の検査で「胸膜転移が著しく小さくなっている」と告げられました。
(原発部位は大きさ変わらず)やっていた治療はイトラコナゾールと、近くの銭湯にある岩盤浴で体を暖めていたのみです。

その後、コロナの影響でイトラコナゾールが届かなくなってしまい約2ヶ月服用できずにいます。