>入院当日朝、「きつい、行きたくない」という母

余命1年未満と見込まれていて、いやがる高齢者を、
なぜそうまでして抗がん剤受けさせるのか理解できん。

抗がん剤は基本、猛毒。病巣だけじゃなく、全身に毒がまわる。
一度やれば、すぐにやめたところで毒性は残り続ける。当然死ぬほどの苦しみ。
しかも>235を見るかぎりピンポイント的な投与じゃないから、ターゲットはむしろ転移巣。
つまり、顔は犠牲にして数か月ほど長生きさせるための、いちかばちか、的な選択かと。
しかも、いちかばちかが「ハズレ」れば苦痛が増しただけで、結果として死期も早まるのかも。

本人の希望(死生観的な)を、ちゃんと医者に伝えているんだろうか?
医者が職業的責任上、治療「する」方向で説明・説得するのは当然として、
家族の側に、本人の希望を差し置いて、
「見たくない」的な自分の願望を優先する気持ちが働いてないのかと、
読み進むにつれ、気が滅入ってきたわ。