https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/202101/568730.html

Dostarlimabは治療選択肢のないdMMRを有する進行消化器癌において持続的な抗腫瘍効果と良好な安全性を示す【ASCO GI 2021】
中西美荷=医学ライター

ORRは38.7%(95%信頼区間:29.4-48.6)で、CR率は8%だった。ORRは腫瘍タイプに関わらず同様で、CRC(69例)では36.2%(95%信頼区間:25.0-48.7)、CRC以外(37例)では43.2%(95%信頼区間:27.1-60.5)だった。

 抗腫瘍効果は持続的で、追跡期間中央値12.4カ月におけるDOR中央値は未達(範囲1.74-21.88カ月)、Kaplan-Meier法により求めた奏効維持の確率は12カ月で91.0%、18カ月で80.9%だった。