抗がん剤治療で敗血症を起こし二週間ちょっとで突然死んでしまった父について、父と親しくしてくれた隣の畑のおじさんと話をした。父の畑の手入れに行ったら隣の畑のおじさんが境界線の枝や草や蔓を刈り取っていてくれた。
「あまり気にしなくていいんじゃないか、人って生まれた時にはいつ死ぬかは決まっているらしいよ。ただ本人は知らないだけらしいよ。
善い行いをすればちょっとだけおまけで生きれるし、悪い行いをすればその分日数を削られるらしいよ。よく分からないけどそういうものらしいよ。」
死ぬということに理由なんかなければそんな解釈でもありなのかなと感じた。