>>767
転移ありで抗がん剤治療が適用される理由は「他の臓器に遠隔転移している時点で体内の各所に(微小な)ガン細胞があると推定できるので、
患部に限定して行われる放射線治療や外科手術はそぐわない。抗がん剤を全身にめぐらせるのが患者にとってメリットがある」と聞いたことがある。
重粒子線は患部に対してよりピンポイントで照射できる、ナノナイフは手術の時間を短縮できるというのが売りだから、通常の放射線治療や手術よりも
患者への負担が軽くなるのを目指している。一度に治療できる範囲を広げる方向には進んでいないと思う。
その人はもしかしたら「身体への負担が小さいから膵臓と肝臓の2か所に治療を施したい」と考えているのかもしれないけどね。