喉頭がんでリンパと肺に転移して治療中だった遠方に住む30代の息子が、先日医師から
「骨の近くまで転移していてもう使える抗がん剤が無い
緩和ケアにいくか、他の免疫療法をするか決めて欲しい
緩和ケアに行く場合はもう治療はしない方針(覚悟?)でいて欲しいので、
もし他の治療をするのが希望なら、緩和ケアには紹介できない」
と言われたとお嫁さんから連絡がありました。

医師は余命などは一切言わないそうなのですが、その緩和ケアのHPを見ると
「余命6ヶ月と診断された方のみ」と書かれていました。
今までは大丈夫、息子は癌と共存して生きると思ってきましたが、その字を読んだとたん泣いてしまいました。

息子は緩和ケアに行きたいと言ってるそうなのですが、お嫁さんはまだできる免疫療法があるなら試したいから
緩和ケアには行かせたくないと言って私に相談してきます。
緩和ケアに行くのはもうあきらめるということだから嫌なのだそうです。

私は息子が望むようにしてあげたい、息子だったら自分の命の行く末は自分で決めたいのではないか、
と思いますが、お嫁さんの気持ちもわかります。
息子は親に心配をかけたくないのか、お見舞いに行ってもニコニコと笑って
「大丈夫だよ」としか言ってくれません。小さい時から我儘も愚痴も、一切言いません。
「心配かけてごめんね」と謝ってばかりいます。
だから、これからの話も親子でも全くできていません。お嫁さんもできてないそうです。

グダグダとすみません。どうしたらいいのかわからなくて眠れなくて。
どうしたらいいのでしょうか。