父親85歳の時、胃がんを宣告されたが治療を拒否して
大学病院を退院、晴耕雨読の3年を過ごしたのち、
母と同じ寝室で就寝中にひとりで逝った。

残された母は8年間山の家で畑仕事をしながら息災に
過ごしていたが、初冬に体調を崩しあっけなく逝った。
死後に肺がんと分かった

老々介護の機会がなかった俺は幸せと云えるのか?
なにか訳のわからない悔いが残っている。