自分は墓よりも、医療の行く末のほうが心配だ。

がん患者が世話になるのは医者を初めとして勤労者なわけだけど、
その個々人がマトモであっても、病院経営や保険制度がブラック化していけば
流れに逆らうのは困難、というかマトモな人ほど大変な状況になってることを
自分が患者になってみて実感している。まるで、癌化する正常細胞みたいだ。

おそらく今後さらに、TPPやら、団塊世代の流れ込みやらで限界点を超えると
終末期のちょっとした対応さえ受けるのが難しい時代になるではないかと。
そう何年も先の話でなく。

だとすれば、中途半端に5年・10年長生きするよりか、ほどほどのところまでで、
その間に、思い残しが最低限になるよう、身辺整理や片付けに時間を使いたいなあ。
当初の話とちがって意外にまだ生きてそうだから、
仕事を再開しないといけないのが辛いわ。
発覚したとき、ちょうどキリがいいタイミングだったりしたんだけど。。