ジョブズも神経内分泌腫瘍だったんだな。
肝転移して肝移植までやったんだが、おいらはそれが却って命縮めたような気がする。
神経内分泌腫瘍は悪性だけど進行は遅い。肝転移がかなりでかくなっても、他の臓器の上皮性腫瘍の転移よりは長持ちする。
肝移植何かして、免疫抑制剤なんかのんじゃうと、移植免疫ってのはまさに腫瘍免疫でもあるから残った腫瘍細胞が喜んで大増殖しちゃう。
グルカゴノーマは見たことないが、インスリノーマの、肝臓の半分以上が転移巣に占められた患者さんを見たことあるが、その人はその状態から少なくとも五年生き延びた。その後どうなったかは知らない。
あとガストリノーマはあまり予後良くないイメージがある。おいらは一人しか見たことないが、その人は術後三年で亡くなってしまった。
どの神経内分泌腫瘍にしろ頻度は少ないので治療の効果は良くわからない。
ストレプトゾトシンは日本じゃ使えないけど効果は期待できなさそう。
進行が早くないから、思い切って放置するのもありかなとも思うが、この示唆はちょっと無責任かな?