小細胞癌と正常細胞の「境」というのは微妙で、実際には癌細胞が正常組織の中にもぐりこんで(浸潤して)いくのが特徴。
肺の小細胞癌の治療が抗癌剤治療メインになるのは、その方が治療効果が高いからで、
他の小細胞癌には例えば胃の印環細胞癌などのように、病期が許せば手術がメインになるものもある。

例えば感染症で嚢胞性病変(膿瘍)がある場合、吸引で病態が改善することがあるんだから、
被膜を持つ癌ならば、内容物を液状化して吸引、その後抗癌剤を注入して転移のリスクを、なんて
…その前にそれこそ手術の適応か。難しいね。