それからメトフォルミンは一応今のところ1型糖尿病では禁忌と能書ではなってる。
俺は必ずしも完全禁忌にすることはないと思うんだが、いくらフェンフォルミンみたいに乳酸アシドーシスは起こしにくいとはいえども、
感染症などで図らずもケトアシドーシスに陥った時に腎不全なども併発すれば乳酸アシドーシスの併発の危険が高いのは間違いない。
750mg/日くらいならちょっと肥満した1型に投与しても悪くはないと思うが、とても2250mg/日も投与する気には俺はならないな。
2型からインスリン打つようになった人も、糖尿病長期罹患だから腎機能に不安のある者が多いし、やはりケトアシドーシスのリスクも出てくる。
いかにメトフォルミンといえども安易に増量できるものではないと思う。
癌予防という観点だけでインスリン注射してる人にとっての理想の薬とやたら持ち上げるのも考えものだと思うけどね。