0613がんと闘う名無しさん
2023/02/12(日) 13:54:21.56ID:+Nfekpei1月24日に無事退院しています。
私もこのスレ参考にしましたが他の方の参考に少しでもなるかと思い手術から退院までの
報告をします。(長文です)
1月16日手術当日
指定時間に手術室に入る。手術台に寝て口にマスクをつけられて麻酔を嗅がされる。
すぐに気を失う。次に目が覚めると手術は終わっている。手術を担当した先生から
「胸は割りませんでした。」「その代わり左胸開胸しそこから胸腺を摘出しました。」
「胸腺は全部摘出できました。」「浸潤は有りませんでした。」
と言われた。「それってステージ1って事?」と思い安心した。
次の瞬間痛みが襲ってきた。その後17:15頃ICUへ移動、それから翌朝までが長かった。
麻酔は効いているもののなんとか我慢できるレベル。痛みで眠気が起きないので眠ることもできない。
胸の両脇にあるドレーンが痛い。
術後1日目
手術の翌日11:00頃、一般病棟へ移動しその後
左のドレーンを抜いてもらう。昼飯から普通食、リハビリ開始。
術後2日目
手術明けて2日目には残りの右ドレーンや背中の硬膜外麻酔の管、尿道カテーテル、点滴など全て外れた。
術後3日目
左右のドレーンが抜けるとかなり楽、おしっこする時はまだ痛い。排便は力を入れてはすることはできない。初シャワー浴びる。
院内のコンビニに歩いて買い物に行けるレベルになる。
術後8日目
退院、普通のベッドの場合、起き上がりはまだ辛い時あり。自宅で体重を測ると3kg減、特に除脂肪体重が2kgと激減、体力的には30%位か。
退院後の経過
退院後の5日、術後2週間経つとかなり楽になった。術後3週間経つとベッドからの起き上がりも時に気を使わなくなった。
退院後の職場復帰の話
術後11日目、退院3日目空在宅勤務で仕事開始、やってみた感想は在宅ならできるが通勤だと結構しんどいかもでした。
退院後の診断での話
退院して2週間後に受診、採血とレントゲンを取り担当医に会い病理診断の結果を聞く。
「胸腺癌ではなく胸腺腫でType B1、ステージは1と2の間位」
※担当医としてはステージ1、病理診断的には2(2a?)と言う感じ。
前年のレントゲンで影が無く腫瘍のサイズが100mmと進行が早く癌と想定していたが胸腺腫であった事と、このサイズでほぼステージ1
は始めてのケースとのこと。ステージ1のサイズは2cm位が普通との事。
術後の後遺症の話
当初見立て
病名・症状 胸腺癌の疑い ステージ2浸潤ありの疑い
手術名 みぎ胸腔鏡補助下+胸骨正中切開or胸骨L字切開 胸腺全摘術
結果
手術現場判断、肉眼レベルで浸潤無し
みぎ胸腔鏡補助下+左胸脇10cm開胸
左胸脇を10cm程度切った。その他は2cm程度が3箇所4cm程度が1箇所の計5箇所左胸の10cm以外は特に後遺症無し。
左胸のところは神経痛的な物が出ている状況痺れ、ひきつり有り。これは結構時間がかかりそう、痛み止めはあまり効かない。
抜糸後に傷のケアとして傷あとケア用シリコンジェルシートを貼ると少し楽。
まとめ
現在術後4週間程、体力的には50〜60%程度。PET-CTやMRI、造影剤CTなど事前に検査しほぼ胸腺がんで最悪ステージ3行くかもと
言われていましたが結局は手術してみないとわからない。過度な楽観はダメですがこんな事例もあると言うことでお知らせしておきます。
取り敢えず、5年ぐらいは無再発で生きていられそう。
胸腺腫でステージ2までは追加の治療はなく10年経過観察との事で次回は4月のCT検診です。