掛け金払う気なら、どれだけたくさんの保険会社の
どれだけ多くの商品に入ってもOK

ただし、あまりにも高額な保険かけていると、
保険金詐欺?を疑われて、実際に保険金を受け取る場合には審査を厳しくされるけれどね。
でも、やましいことがなければたとえ何億はいっていても満額おりますよ。痛くもない腹をさぐられるだけ。
でも、正社員なら、個室に絶対入りたい、それも高めの個室というような
わがままいわなきゃ、日額5000円ー10000万で十分。
医療費としては、8万数千円/月までの医療費と食費
(自分で食べるより安いので無問題)くらいなのでその分考えておけばいい。

テレビでいう先進医療は、一部、厚労省で認められて健康保険と自費の
混合が認められる医療だが、適応できる人はすごく少なくがん患者の数%なので
どうしてもというなら特約つければいいけれど、無駄になることを踏まえるべし。

それから、最近は入院より通院で治療することが多いので、
入院保障をあつくするより、指定の病気になったらいくら、手術はいくらというほうが
得になることが多いようだ。いずれにしても、日額5000円で20日/月入院なら
10万はでるわけで、医療費はカバーできるね。あとは個室にしたいのか
一人だから洗濯などや寝巻き(病院内の服)もレンタルにするかなど考えて
実際の出費は入院したなら一日1万で大丈夫だ。通院保障を少しつければ大丈夫。

あとは、仕事ができなくなるわけだが、傷病手当というのがあって、欠勤になって
給与がでないと、社会保険なら給与の2/3くらいが健康保険から出る。
病気になれば遊興費もなくなるし、ほとんど金使わなくなるから、生活レベルを
そんなに落とさなくても、この手当てがでる間は生活は大丈夫だよ。これは税金が
かからないので、控除は少なくなるし、翌年の住民税も引かれるので実際に給与を
もらっているのと、そんなにマイナスにはならない。ただし、ボーナスはなくなるので
家のローンなどでボーナス払いがある場合は、それを補う貯金なり保険が必要だ。

それから、通院の場合は高額医療費は立て替えてあとから健康保険組合から
払い込まれるし、傷病手当も3ヶ月ほどあとで支給されるし、保険会社の保険金も
あとから払われるので、どうしてもすぐに動かせる現金が必要になる。これは
保険ではどうにもならないので、貯金しておくしかない。いくら高額の保険にはいっていても
どうにもならないので注意。

それから、がんだけが怖い病気じゃない。はっきり言うと、がんでは数ヶ月〜数年で死ねるが
脳溢血などで後遺症が残ると、その後何十年も身体障害者で長寿をまっとうすることになる。
心臓疾患でも、仕事に大きな影響がでる。というわけでガンだけに備えるのは大変に危険。

結論 1.保険に関係なく3ヶ月ほど無収入でも暮らせるだけの貯金が必要
2.保険はがん保険に特化せず、他の病気もカバーできるものにすべし。
3.入院保障は日額5000〜1万くらいでよい。それでこころもとない分は、
自分の希望で先進医療特約や通院特約、手術や診断のときにお金が出るなどの
別の形の保障のほうがよいと思われる。

それから、死亡したときにかかる分は最低限の葬式で20万ー30万くらいかかる。
健康保険から埋葬料が多少でるし、会社から死亡退職金がでる他、会社の規定で
いろいろ出るから、それをふまえて、自分がしてほしい葬式レベルの死亡保険金が必要だ。

自営業や非正規雇用の場合は、これとはぜんぜん違うので注意。