68歳の父が肝細胞癌と8月初旬に診断されました。診断されたときは肺への
転移も認められ、既に末期でした。
診断後現在に至るまでの2ヶ月間の経緯は以下のとおりです。
癌が胆管を圧迫していて胆汁が流れていなかったのでPTCD施行。その後食欲
も出て順調そうに見えていたが、突然吐血。静脈溜破裂かと思いきや、癌から
の出血だった。吐血により順調に下がっていた黄疸(ビリルビン値)はまた
上昇。その後チューブ外れたりして、PTCD再施行。B型肝炎が原因の肝臓癌
だったのでバラクルード処方。現在はPTCD再施行により、ビリルビン値は3.5
程度まで低下。

結局、肝細胞癌と診断されてから今まで、ビリルビン値の値が高かったので、
癌とわかっていながら何の治療もできなかったのですが、
やっと値が下がってきたので治療を行うという局面に来ています。

治療法として、まずTACEは無理と言われています。なぜなら腫瘍が門脈を
塞いでいて、TACEで動脈を塞栓すると肝不全を起こしてしまうからです。
今、お医者さんから言われているのは、TAIで太ももから抗がん剤(5FUなど)
を流す(リザーバーを取り付けるかもとのこと)、肺に転移した癌は、
ネクサバールで抑えるしかないというものです。
なお、肺に転移している病巣は2〜3個というレベルではないようです。

現在、大学病院で治療を受けています。
今度、別の大学病院等でのセカンドオピニオン取得を検討しています。

以上のような状況において、
@今のところ、余命宣告のようなものが全くないのですが、これはこちらが
聞いていないから医者は言わないものなのでしょうか?
A客観的に上記の状況ですと、余命はかなり厳しい(1ヶ月程度?)という感じ
なのでしょうか?
B治療手段として、手術やTACE、放射線(陽子線)などはないのでしょうか?
(医者が言うように、TAIとネクサバールしかないのでしょうか?)

皆様のご経験等踏まえ、何がしかのヒントを頂戴できれば幸甚です。
よろしくお願い致します。