さしたる造影剤アレルギーもなく、母のTAEは無事終了しました。部分麻酔なのに昏迷
起こしたのが問題といえば問題。
先生曰く、手術みたいに癌を全部取れるわけじゃないし、そもそもウイルス性の肝硬
変では、いつどこにガンが生じてもおかしくないので、決して完治したとは言えない
のよと、遠まわしな、期限を定めない余命宣告みたいなものを受けてきました。
でも、周りのベッドの人達、もう三回、四回受けているけど元気という人ばかりで、
今は楽観しています。
仮に癌をかかえたままでも、十年間QOL維持したまま過ごせば、もう82歳だし、事実
上の治癒とみなしていいのかなと。
むしろ、先月MRI撮ったら、脳に謎の空洞や萎縮が見つかってガクブルしている息子
の漏れの方が、母より長生きできるだろうか、QOL的な意味で。