トモセラピーって、CTみたいな形で
固定されたリング軌道上を照射装置が回転しているので、
360度照射ではあっても、平面的(輪切り状)にしか当たりませんね。
それに比べると、スーパーフォーカルユニットを含むライナック装置は、
身体の縦方向にも角度をつけられますので、
その角度も使えばその分だけ、腫瘍部分以外への照射量が少なく出来る
(逆に言えば、腫瘍周囲の被爆量を同じに見込んでなら、
 腫瘍そのものにより多くの照射が出来て有利な理屈)

でも実際体験すると(UASオンコロジーセンターではないです)
腫瘍の部位と身体の体格の為に、案外身長方向の角度はつけれないものでした。

定位照射もこれだけ広まって来ているのだから、そろそろ、
施設ごとの施術数と局所制御数の実績を、放射線学会とかの公式データとして、
出さないかな。