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高速ペガサス号
2019-06-05 08:18:46
テーマ:ブログ

札幌〜浦河を結ぶ高速バス『ペガサス号』。7月で運行開始から35年を迎える。1975年に一度経営破綻し、その後経営再建を果たした道南バスが高速バス事業に乗り出したのもこのペガサス号が最初の頃だった。

高速ペガサス号

運行が始まって間もない頃は西ドイツ→ドイツのネオプラン社製のデラックス車両を用いたことで注目を集めた。
道内において高速バス黎明期はネオプラン社製の車両や3軸仕様のスーパーハイデッカー、1982年の北海道博覧会で用いた2階建てバスだけでなく、新たに購入した2階建てバスも投入するなど、特別仕様車が多数走っていた。
話はペガサス号に戻すが、現在は国産の標準的な4列配置・トイレ付きの車両が用いられている。
運行開始当時、日高方面へ向かうルートとしては急行えりも(1986年11月廃止)が主体だったが、高速バスの運行開始によって飛躍的に利便性が高まり、急行えりもは廃止に追い込まれた(1986年11月改正では『急行ジェノサイド』という位、道内では急行列車が廃止されており、
ペガサス号の運行に関係なく急行えりもが廃止された可能性も否定できない)。
プレミアの高い道南バスカードも発売されているせいか、割安感が強いことや日高線の鵡川〜様似間の廃止により、数少ない日高方面のアクセス手段(JR北海道バスの高速えりも号や高速ひろおサンタ号もあるが)となった今、
利用客は平日・休日問わず多くエスタの10番乗り場周辺は人でごった返すこともしばしばだ。