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石狩一学区化によって
NEW!2019-05-08 06:04:06
テーマ:ブログ

石狩一学区化以降、従来の学区の垣根を超えて通学する高校生が増えた。
これに伴い、通学定期が高額になる高校生が増加した。これと関連性があるかは定かではないが、札幌市では『札幌市に居住し、かつ石狩管内の高校等に通学し、
1か月の通学定期代が基準額(13,000円)を超えている』高校生を対象に、13,000円を超過したぶんの半額、例えば15,000円なら(15,000−13,000)÷2=1,000円が1か月あたりの助成額となる。
この助成制度は『札幌市内に居住し、石狩管内の高校等に通学する高校生等』が対象となっているため、札幌市内だけでなく江別市や石狩市、北広島市、恵庭市、千歳市、当別町、新篠津村の高校等へ通学する場合も対象となるため、
札幌市内の高校はもとより大麻(おおあさ)高校、立命館慶祥高校(いずれも江別市)、北広島高校、札幌日大高校(北広島市)、千歳北陽高校、石狩南高校、当別高校、新篠津高等養護学校などへ通学し、定期代が1万3千円を超える場合も助成を受けることができる。
また札幌市内特殊区間を外れると定期代が高額になる場合もある。
その一方で後志管内や空知管内の高校は助成の対象外で、北照高校、小樽未来創造高校、小樽高校支援学校、北星学園余市高校、岩見沢農業高校などへ通学する場合はこの助成制度を利用できない。
石狩一学区化は学校間の切磋琢磨により進学実績が向上するなど『功』をもたらした一方で学区の垣根を超えて通学するなどし、保護者の定期代負担増加や生徒の通学時間増など、『罪』ももたらしてしまったように思う。