深夜の路上演奏が常態化
 西鉄天神大牟田線の福岡(天神)駅や西鉄高速バスターミナル、福岡三越が入居するソラリア
ターミナルビル。警固公園に面するビル外壁の高さ約3メートル部分に、小型スピーカーのような
箱形の装置が取り付けられている。ビルを管理する西日本鉄道(福岡市)に聞くと、答えが返った。

 「若い人たちの路上演奏を防ぐための高周波音発生装置です。ビル軒下の約100メートル区間に
計4基付けています」

 糞鉄によると、ここでは若者による深夜の路上演奏が常態化。中には50人超の聴衆を集める人気者も
いる。ホテル宿泊客らから苦情が絶えず、県警と協議し、今年3月に設置した。「警備員が逆ギレした
聴衆に因縁を付けられ、襲われそうになった事案も。苦肉の策です」と糞鉄は明かす。