西鉄が「予約制バス」 人工島で25日から実証実験開始 
乗り降りをアプリで予約 福岡市
https://www.tnc.co.jp/sp/news/articles/NID2019041903909(動画あり)

公共交通機関不足解消の切り札となるのでしょうか?
福岡市のアイランドシティで、予約制のバスの実証実験が始まります。

予約制のバス「のるーと」が25日から福岡市東区のアイランドシティで運行されるのを前に、19日記念の式典が開かれました。

都市開発が進むアイランドシティには鉄道線がなく、
乗り入れているバスも少ないなど公共交通機関が不足していて、
今回実証実験として1年間このバスが運行されます。

スマートフォンのアプリで予約すると、西鉄から乗車できるバス停と時間の連絡があり、利用者は時刻表を気にせずバスに乗れるシステムとなっています。

AIが検索した最短のルートを走行する10人乗りのマイクロバスは、
アイランドシティ内の46のバス停と、イオンモール香椎浜や西鉄千早駅を結ぶ路線で運行されます。

例えば、アイランドシティ内で同時に3人からイオンモール香椎浜までの予約があった場合、
AIで最短ルートを割り出してバス停で予約者を乗せ、目的地まで向かいます。

料金は大人がアイランドシティ内の移動では200円、イオンモール香椎浜までは300円、西鉄千早駅までは400円で、支払いは現金のほかクレジットカードによる事前決済や交通系ICカードも可能です。

西鉄は1日約400人の利用者を見込んでいて、今後、山間部などへの展開も検討するということです。