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キハ150もデビュー25周年
NEW!2018-06-27 06:59:45
テーマ:ブログ

1993年、老朽化していたキハ22やキハ24の置き換えやワンマン化促進のため、キハ150が導入された。

富良野線向けのキハ150

1993年3月に富良野線向けに7両、同年5月に富良野線向けに3両、室蘭線苫小牧〜長万部間向けに10両が導入された。
苫小牧運転所所属のキハ150系100番台

その後1995年2月に函館線小樽〜長万部向けに7両が導入された。

主に函館山線(小樽〜長万部)で活躍する苗穂運転所のキハ150

現在まで基本的に活躍線区に変更はないが、冬季間を中心に100番台が函館線の小樽〜長万部間で活躍する。
0番台と100番台の相違点は冷房の有無。富良野地区は内陸性気候で暑いことや函館線向け車両は札幌圏でも活躍することを想定していたこと、室蘭地区が比較的冷涼なことからこのような車両構成になったのかもしれない。
ルーキーのように思っていたキハ150もデビューから25年になった。最近では車体の腐食も目立つようになり、老朽化しつつあるようにも思う。
JR北海道において現役の普通気動車の中ではキハ40が最大勢力だが、キハ54の28両、キハ150は27両と3番目に多い数となっている。
キハ150、苫小牧・倶知安・富良野界隈では当たり前に目にするが他の地域ではお目にかかれない存在である。以前は帯広でも旭川〜帯広直通の列車が乗り入れていたが東鹿越〜新得間の罹災以降、乗り入れていない。幹線であるこの区間の一刻も早い復旧を願わずにはいられない。
しかしながら『(幹線でありながら)単独では維持困難、バス転換検討』とされている。