毎日新聞 2018年7月3日21時04分(最終更新 7月3日22時38分)

JR東日本は3日、東京都中心部と羽田空港を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」について、早ければ2028年にも開業する方針を公表した。今年度中の環境アセスメント着手を目指す。

JR東によると、同線は、浜松町駅(東京都港区)−東京貨物ターミナル駅(品川区)間は休業中の貨物線を活用し、ターミナル駅から空港までは新規の線路設置が必要となる。
大部分が地下化される見通しで、総事業費は約3200億円。費用分担については、国などと協議中という。

浜松町方面からの路線に加え、新宿方面からの路線や、東京臨海高速鉄道と接続する計画。
JR東の深沢祐二社長は記者会見で「3路線とも同時に開業するかは未定。環境アセスに3年、工事に7年を見込んでいる」と話した。【花牟礼紀仁】

https://mainichi.jp/articles/20180704/k00/00m/040/100000c