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バブルと同じ轍を踏まないで欲しい
NEW!2018-04-22 06:33:36
テーマ:ブログ

現在放送中のNHKの朝ドラ『半分、青い』では、町がリゾート開発に翻弄されようとするストーリーが展開されている。
バブル期には多くのリゾート施設が建設されたが、杜撰な計画の基に建設したがゆえん、バブル崩壊後に経営破綻した施設も少なくない。
経営破綻後に別の買い手がついて営業再開しているガトーキングダムサッポロ(旧札幌テルメ)やザ・ウインザーホテル洞爺(旧エイペックスリゾート洞爺)がある一方で、買い手がつかず廃墟と化している施設も少なくない。
廃墟マニアのサイトには『バブルの廃墟』がたくさん出てくるのも事実だ。
日本におけるリゾート開発のルーツとなった東京ディズニーランドの開園から35年、バブル経済崩壊から四半世紀余りが経過した今、日本ではバブル期と同じ轍にハマりかねない流れがある。
それはカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発だ。
私は政治的に賛成か反対か、という点での言及はしないが、もし開発を進める場合はバブル期のリゾート開発と同じ過ちを繰り返さないようなきちんとしたロードマップを策定し、
更に依存症対策を含めIR計画は慎重に慎重であって欲しいと願っている。
仮に杜撰な計画のもとでIRが開業し、数年で経営破綻した場合に残されるのは巨大な廃墟と失業者である…そんな思いで朝ドラを見る今日この頃である。