6年越しの夢
2017-09-29 00:06:06
テーマ: ブログ

9月から札幌版ベルリンの壁撤去が始まった。

撤去準備中の通路柵

通路柵が撤去された連絡通路

地下鉄さっぽろ駅の南北線と東豊線コンコースの通路柵。1988年の東豊線開業時に設置されたが、2011年のチカホ開業後は邪魔モノ扱いされ、しばしばベルリンの壁だの万里の長城だのバカの壁と揶揄されていた。
6年越しの夢の実現にあたってはさっぽろ駅の自動改札システムの改修や通路柵撤去工事に12億円を要した。

新たに設置された『のりかえ改札機』

余談だが、東京メトロ半蔵門線九段下駅と都営新宿線九段下駅の間にあった猪瀬元東京都知事曰く『バカの壁』撤去にも12億円を要している。
バカの壁は東京メトロ・東京都営の違いから構築されたが、3か所ある非常口から往来は可能であった。
わかりやすく言えば、札幌市営地下鉄東西線ひばりが丘駅西行線ホームと乗務員専用ホームの仕切壁のような感じだったのかもしれない。
札幌の場合は回送列車用の乗務員専用ホームと旅客用ホームを仕切る明確な理由があるため、ひばりが丘駅の壁は永遠に残るであろう。

ひばりが丘駅の乗務員専用扉。この扉・壁の向こうに東車両基地へ向かうホームがある。