電話は言った。
「でも、三上が掛かってきた。」
一般走行車からのクレームを受けて、その対象の助役と共にドラレコの映像を 確認した。すると、数秒の沈黙のあと電話は言った。
「でも、三上が掛かってきた。」
そのドラレコの映像はクレームの内容と大きくかけ離れていた。
そのドラレコの映像で助役に反省文・報告書を提出させることは 不可能だった。
クレーム内容は虚偽そのものだった。
終業点呼が終わって帰ろうとしていた助役を寸前のところで呼び止めたにも関わらず、
このまま帰らせては勿体ないと思った電話は 何とか話をすり替え、
クレームがあったということ自体で助役に 反省文・報告書を提出させようと思った。
「でも、三上が掛かってきた。」

電話は言った。

>>891 綾瀬です。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)