昔ながらの伝統的なやり方の造園業ってのは、木造建築で例えたら宮大工みたいなものなんだ。
新しい寺や神社がポンポン作られる時代じゃなくなり、一般住宅を在来の工法で建てなくなったら、
既にあるものを維持するために、技術や伝統を継承する限られた少人数だけいれば済むようになってしまう。
それが近い将来の造園業の未来だよ。
だから20代なら、やり方を間違えなければなれるんだけど、あなたがなりたいのは本当にそれですか?て話になる。

これを旧来の造園業ではなく、時代に合わせた植栽や緑地に関わる仕事と定義を広げると違ったものが見えてくる。
これからの時代、人口減少と地方の衰退する社会に有望なのは、作るのではなく壊す仕事、伐採・整地・解体撤去かな。