■壁までの基礎立ち上がりと吹き抜け箇所の意味

>>803 >煙突の内部のような閉塞感
吹き抜けは解放感だけを求めるのではない
https://architecturephoto.net/wp/wp-content/uploads/2019/03/kgh-019-kgh-2f-640x459.jpg
約2.7m正方形に最初から解放感など必要ない
音や空気、塔屋っぽいとこから光を落としたり程度で十分

最初、基礎立ち上がりがすごく圧迫感があると思ったが、施主がコンクリが好き以外に
あれは回遊型住宅の構造を支える言わば背骨にような役割があると気づいた

https://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/img/2019/0817/03.jpg
この画像にあるようにこの中央吹き抜けが強い構造体として屋根や梁を支えて
構造壁で遮ることなく回遊型住宅としての設計を支えている

あと以前、1本の木材には(輸送の関係などで)長さの限界があると書いたけど
中央吹き抜けの基礎立ち上がりを2m以上にすることで、その基礎と長めの通し柱
を合わせた高さで強い構造体を作ることができるってのが自分の深読み

死刑台とかキチガイじみたことを言うやつには、こんなことは思いもつかないだろうな